こんにちは!うっちーです
社労士試験を何度も受けた私が、合格した年に選択式試験を受けるにあたって、最終的にたどり着いた心境についての話です。
前回お話しした、「基本問題を確実に解いたら、その勢いで初見の問題もなんとかなっちゃう」ということも私には大事でした。
今回は、知識というより心持ちの部分です。
直前期の日々の中で、選択式の不安とどう向き合ったかについて書いておきます。
あくまで私なりの思いですので、考え方を押し付けたいわけではありません。こんな人もいたんだな~くらいに受けとめてくださいね。
私は、社会保険労務士試験は7回目での合格でした。
それまでには、選択式でさんざん苦労してきました。
特に労一とか、労一とか、労一とか…
こんなツイートも残しています。
『選択式』という不確定要素は、多くの受験生の方が心配になるところだと思います。
私は選択式で何度も失敗してきたので、自分が試験になかなか受からないのは、選択式の科目別基準点のせいだと思ってました。
試験方式がわるいんだ!こんなの理不尽だー!!と思ってました。
この結果だと、そう思うのも無理もないですよね…
選択1点足らずからの再起は、本当につらかったです…
それでも毎年、なんとか気を取り直して翌年の試験に向けて勉強を始めるのです。社労士になりたい気持ちは変わりませんでしたから。
しかし、いざ、8月になって試験目前になると、またぞろ気になってきます。
選択式にどんな問題が出るのだろうか…
それが解けるのだろうか…
正直とても怖かったです。
最終的に、そんな不安を受け入れて試験に臨むために、合格年の直前期に私が考えたことはこうでした。
この仕組みだからこそ自分が合格できるんだ!
科目ごとの基準点をクリアすることさえできれば、総得点がぶっちぎりのトップクラスでなくても合格できるわけです。
自分は年金が得意なだけで、労働系は実務経験が無く教科書上の勉強のみ。
択一式の点数は(前年まで)長年やっても40点台後半どまり。
そんな自分でも、選択式さえうまいことやれば社労士になれるんだ。
ありがたいじゃないか!
そして
今回で合格するんだから、今年の試験問題は自分を社労士にしてくれる問題だ!
と考えました。
合格したくて受けに行くわけで、受けたら合格するのだから、この理屈になるわけです。
選択式で突拍子もない妙な問題がでるとして、それが自分の準備した知識だけでは解けなかったとしても、気力で文中のヒントを探したりとか、直観とか、閃きとか、そういう何かで解けてしまう。
なぜなら合格する人だから。
もし、どうしても解けなかったら、それは解けなくてもいい問題。
なぜなら合格する人だから。
本試験当日まで、不安になるたびに自分にそう言い聞かせていました。
選択式は、試験中はすごく妙な問題に見えるものでも、後で家で落ち着いて考えてみると意外となんとか3点確保できたりするんですよね。
なのでページをめくって「え!?」と思うような問題があったとしても、そこであせったり、問題について怒ったりせずに、やわらか~い頭でいることが大切です。
もちろんこれは、受かった後の結果論です。
それを、あの試験会場の雰囲気の中でやりきるのが大変なんです。なんせ私、何度も経験しているのでよくわかります。
仮に、選択式をもう一回やって同じようにクリアしろと言われたら、できるかどうかわかりません…。
でも、「問題に対して前向きな気持ちになっている方が解きやすい。」それは確かでした。
これが、選択式でさんざん苦労してきた私が最後に至った思いです。
そして、最後の年の本試験は、選択式を8科目とも3点以上確保で合格できました!
ちなみに、選択式の事ばかり書いていますが、択一式が余裕だったかというと、そういうわけではありません。
合格年の択一も、試験中は解いていてけっこう心細くなりました。判断がはっきりつかない問題が多くて…
そんな手ごたえでも結果は50点以上取れていました。
ですので、例えば択一が40点台で合格される方の場合、さらに手ごたえが少なくて当然なんです。
もし、解けない問題が続いたとしても、次の問題に取り掛かるときには気持ちをリセットです!たいてい、試験中の自分の感触よりも意外と点数が取れているもんです。
あくまで私の体験談なのですが、なにかしらの参考になれば幸いです。
応援してますよーー!